ステムクーラーバッグ完成

ステムクーラーバッグ完成

 

開発中のステムクーラーバッグ「Porteeポルテ」、完成しました。

 

前回のNotesには、「形」と「サイズ」が課題だと書きました。その後も試作を繰り返し、先日、山中湖一周ライドで再度テストをしてきました。

 

形について

ずっと悩んでいた「形」は、最終的に「円形」のままとしました。理由は、丸みのある外観の綺麗さ・スマートさです。長方形も試作しましたが・・・、イメージと違い、欲しいと思える見た目から遠のいてしまったんです。たとえ便利であっても、欲しいと思ってもらえる事、付けていてカッコイイと思ってもらえる事、それも大事ですから。

丸みがある為、外ポケットにスマホやバッテリー等は入れにくくなりますが、そもそもゴミポケットとして想定している部分でもあり、落下防止の観点からも丸型で問題なしと考えました。ライド中に落下の不安もなくなりますし。どうしてもという場合には、本体を内側に少し押し込んでやれば取り出しは可能です。

 

 

サイズについて

最初に試作した直径11cmを「Large」、1cm小さくした直径10cmを「Small」として2サイズ展開。たかが1cmですが、この1cmの縮小により、20インチ自転車でもなんとかペダリングに干渉せず装着できました(体格の個人差があるので、当たってしまう場合もあります)。

子供自転車には「Small」、大きな自転車には「Large」、というイメージです。

 

そもそも、ステムクーラーバッグPorteeポルテは、「子供自転車の容量をもう少し増やせないか?」というところが出発点。親子でサイクリングに出掛ける時に、三男の20インチ自転車には水筒すら積めない。これは本当に不便でした。せめてボトル1本だけでも積めれば・・・。その悩みを、このステムクーラーバッグPorteeポルテが解決してくれて、大満足です。

 

 

 追加機能

アソビトギアの基本は、「子供視点でのモノ作り」です。「これがあれにも使えたら」なんて思うことも多く、今回のステムクーラーバッグも、自転車に付けるだけじゃもったいないだろうと考え、両サイドに2つのループを設けました(グラスケースの応用)。ショルダーストラップを付ければ、斜め掛けしてボトルホルダーになるので、学校行事でも使えます。案外、水筒を持たされる機会って多いですし、アストロフォイル入りなので保冷保温もバッチリです。

 

 

販売については、現在少量ですが初回分の在庫製作中です。SDA王滝、ニセコグラベルと9月は人気レースが続きますが、そういった機会に使ってもらえるようなプロダクトに仕上がったと感じていますので、準備が整えばオンラインストアで販売します。

来月末に開催されるBIKE&CAMP KANTOU2023に出店しますので、ステムクーラーバッグも展示・販売予定です。お楽しみに。詳しくはSNSで告知します。

 

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