2022年の振り返り
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2022年、多くのお客様にご利用いただき、感謝申し上げます。
アソビトギアの道具を使っていただける方々がいてこそのブランドだと、改めて思う一年でした。支えられているなぁと日々実感しながら、ミシンと向き合っていました。悩むことも多く、迷いそうになるのですが、自分が信じて世に出した道具を使っていただける方がいるというだけで、頑張れるものです。数値的な指標よりも、一人でも多くの「こんなのが欲しかった」に応えたい自分に気が付きました。
軽く振り返ってみると・・・
グラスケースSOSO-Gはリリースから2年が経ちます。2年前の12月、戸越銀座のドリフターズスタンドを初めて訪ね、クラフトビールの美味しさにハマったのも、何かの縁だったのでしょう。僕なりに、「アウトドア×クラフトビールをどうしたら美味しく飲めるのか」にフォーカスし、そこで求められる道具を作ってこれたなと思います。これからも、そこを軸に、外でも美味しいビールが楽しめる。ただそれだけの為の道具作りを続けていこうと思っています。
ランドセルカバーは、「Randsel Packer(ランドセルパッカー)」として、新たな出発を。名称変更については、大体的に告知してませんが、やっと納得のいくネーミングになったと思います。一時、SEO的には検索から下がってしまいましたが、徐々に戻りつつあり、これからは「Randsel Packer(ランドセルパッカー)」としてのブランドを世に残していきたいと考えています。
2017年から販売した商品も、最近では似たようなポケット付きランドセルカバーを見かけるようになりました。中にはX-Pacを使ったものまで。明らかな模倣は、今のところ見つけていませんが、この流れは止めることもできないでしょうから、アソビトギアは「軽量でシンプルな構造のオシャレなランドセルカバー」を謳い、これまで通り、全国の小学生に届けて行くつもりです。
念願だったバックパックも、「ASOBI-TRAIL15(アソビトレイル)」という商品をリリースすることができました。子供達が背負える15リットルの小型サイズで、初期のUL系ザックを意識したフロントメッシュポケット、縦ファスナーを1本付けたシンプルなバックパックに仕上がったと思います。
おかげさまで、当初見込んでいた数量を越え、ご注文をいただけました。現在も製作を進めているところです。2周年記念特典は本当にお得だと、僕自身も思うほどです。※今日が最終日ですよ~(笑)
バイクパッキングギアにも力を入れてきました。「仕切れるフレームバッグ」も徐々に定着してきて、唯一無二のオリジナルギミックがあるからこそ、選んでもらえるということを痛感します。逆に、似たようなフレームバッグの中で勝負をするには、ブランドが小さすぎますから…。
秋には「90°のイノベーション」を謳った縦型フレームバッグをリリース。これは、「仕切り機能」あってこその形状だと思いますし、仕切りを活かせるバッグだと思います。こちらもまだ少ないですが、徐々に注文をいただけております。
一方で、力を入れきれなかったのが子供用ズボン。正直、手作業での限界を感じています。かなり時間を要するので、このまま注文を受けて良いのか・・・と悩んでいます。2023年は、量産化を視野に、外部委託を検討して、新たにスタートしたいと思うプロダクトです。
外部委託についてですが、同じく、ULインサレーションブランケットも外部生産で復活を考えています。グラスケースは、今年初めて縫製工場での生産を行いました。この時感じたことは、品質はもちろん、生産効率の高さでした。もう少し協業を増やしたい、そう考えるきっかけにもなりました。2023年は、いくつかの工場を開拓していくのが目標です。
2023年も、引き続きアソビトギアらしいモノづくりをしていきます。新しい商品が生まれるのかわかりませんが、「こんなのが欲しかった」に応えられるよう、視野を広く、挑戦を続けていければと思います。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。
アソビトギア