10リットルの薄型リュック「Kyutto」

10リットルの薄型リュック「Kyutto」

 

新しいバックパックの開発をしています。小学生の息子が自転車に乗って公園と習い事に行く時に背負う薄くて小さなリュック。容量は約10リットル。

 

デザインコンセプトは「ファスナーを使わない」。

ラウンドファスナーにすると、いわゆるデイパックの見た目になりがちなのと、ファスナー自体も壊れやすくなるから。補修まで考えると、ファスナーなしの巾着型がしっくりきたんだよね。(防水性を考えるとロールトップも便利なんだけど、そのスタイルも良く見かけるバッグなので…)。子供の頃に使ってたナップサックを「現代のULスタイルにアレンジした」と言えばわかりやすいかな。因みに、僕はサッカー小僧だったので、TOPPER(トッパー)のナップサックを使っていました。どうでもいい情報ですが...

クイックアクセス可能なコードストッパーを使えば、簡単にガバッと開いてキュッと閉じることができる。これで十分。

商品名の由来もここから。巾着を閉じる時の表現でよく使われるのが「きゅっと閉じる」。=Kyutto。もし、ロールトップタイプも販売したらキュッとじゃないけどご容赦ください(笑)

 

メインファブリックには、カラーリング豊富で軽量なスピンネーカーを採用。ランドセルカバーでも大活躍のスピンネーカーは、軽さ・色合い・耐久性とバランスの良いお気に入りの素材。スピンネーカーを使った軽くて小さいリュックがあれば、毎日使うだろうな。というイメージが膨らんだので、その感覚を大事にした。

 

10リットルのサイズも、サイクリングやデイハイクにピッタリ。蛍光ピンクやオーシャンブルー、イエロー等、ちょっぴり派手なカラーで外遊びを楽しみたい人にオススメしたい。

 

 

サイドポケット

自転車利用だと落下が気になるサイドポケットも、普段使いやデイハイクを想定して設けてます。斜めにカットしていないので、背負いながら取り出すのは難しいです。固定用のバックルベルトが1本。

 

 

フロントポケット

メッシュ生地を止め、ファスナーも使わずスマートな見た目になるデザインを意識。上部にフラップを被せて落下防止。「半オープンポケット」と表現しています。マチつき。熊鈴やリフレクターを掛けられるループ付き。

 

 

反射テープ

自転車用途を意識しているので。ポケット部分の縁取りは全て反射テープを使用。夜間の視認性UP

 

 

ショルダーハーネス

3mm厚のパッド入り。パッカブルを意識すればパッドなしが良いけど、少しでも気持ち良く背負えるようにクッション材を入れています。

 

 

背面パッド

背中を守る為の6mm厚クッション材を標準装備。取り外し可

 

 

ボトム生地

アソビトギアのバックパックに共通しているのが、ボトム生地の切り替え。長く使う為に、耐久性・耐摩耗性の高いコーデュラスペクトラリップを使用。地面にガシガシ置いてもらって大丈夫。

 

 

重量

約250g。スピンネーカーをメインファブリックにした恩恵。軽くて背負いやすい。

 

 

お弁当を入れて、校外学習へ向かう息子。サイズ良し・バランス良しで、とても気に入っている。どこかへ出かける時、デイハイクや自転車旅などで活躍してくれる。日々の遊びやお出かけで、背負いたいと思えるリュックが完成。

 

 

先日のATSUGI OUTDOOR STYLE(厚木市)では、サンプルにも関わらず、2点購入していただきました。両名とも、軽さ・コンパクトさ、そしてカラーリングを気に入っていただき、好反応。10リットルのサイズ感、スピンネーカーのカラーリングに手応えを感じました。


3月の土浦バイクロアでも数点だけ在庫販売を予定しています。実際に見てもらい、お客さんの反応も確認してからオンラインストアで。と考えています。この記事を読んで、気になる方がいれば、事前にご相談ください。

 

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