
初めての野菜販売について伝えたい事
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昨年、家族で松本に移住したのはお知らせした通りです。移住したらやりたいことの1つに農業がありました。皆さんも、心の片隅に、いつか農業をやってみたいという憧れのようなもの、あったりしませんか?
ミシン作業の合間に畑で土いじり。食べたいものを作る。絵に描いたような田舎暮らしから始まりました。ところが、いざ農業を始めてみると、想像以上に楽しいんです。ミシンを始めた頃と同じような気持ち。
畑に出て、草刈り、耕運、除草、芽かき等、やることは多いですけど飽きません。畑に出ることで自然への欲求が満たされているのかもしれません。何より、楽しいだけじゃなく、採れた野菜の美味しいこと。これに尽きます。
初年度は、まさに手探り。自家消費分を栽培しながら知識や経験を積みました。足りないことばかりですが、日々知識をアップデートしながら、自分なりの野菜作りをしています。
今年は、農業へかける時間を増やして、1つステージを上げたいと思い、こうして野菜の販売を開始することにしました。(ミシン業務は変わらず継続です)
《あそびとファームのこだわり》
採ったものをすぐ食べるので、農薬や除草剤は使っていません。(散布後〇日あけてから収穫等、管理が大変なのと費用も掛かる)。その分、草刈り、草むしりに追われますけど。
肥料に関しても、化学肥料は使わずに育てています。ぼかし肥料や発酵鶏糞、米ぬか、籾殻等です。
また、自宅の薪ストーブで燃やした地元の薪から出た木灰は、春に畑へ撒くことで循環させています。
農薬も化学肥料も、野菜を安定して栽培するのに欠かせないものだと思っています。スーパーで慣行栽培の野菜を買いますし、否定派ではないので、誤解のないように。どっちが良い悪いではなく、ミシンと似ていて、何の生地を使い、どういった手順で縫うのか。野菜栽培も生産者の個性が出て良いんだと思います。
最後に。
ありきたりの言葉になりますが、とても美味しい野菜を作れています。これからもっと美味しくなっていくと思うので、 あそびとファームには伸び代しかないと思っています。
また、松本の梓川という地区は、お隣の安曇野には知名度で劣りますが、僕はとても素敵な場所だと感じています。ここで作った野菜に自信と誇りを持って販売していきます。
そういう意図を込めて、野菜のラベルシールには「松本梓川」と記載しています。
やっと本題です。
今回は、旬の新玉ねぎを販売します。8割くらい倒伏しているので、週明け、天気の良い日が続く日に収穫・発送できます。
5kgは200g~300gの玉にして24~28個くらい。多いかな?と思いましたが、毎日食べても飽きないですし、この時期しか食べられない旬の新玉ねぎを堪能してもらうには丁度良いのではないかと思います。
※小さな玉ねぎ、ほんの少しですがサービスします(写真5枚目)
数日前から自宅で子供達と食べ始めていますが、炒めただけの玉ねぎをぺろりと平らげます。炒めると甘みが増し、苦みもないので本当に美味しいです。生のままスライスしてサラダにもオススメです。
保存は、冷蔵で1週間程。キッチンペーパーに包んで冷蔵すれば2週間程。カットして冷凍すれば1ヶ月くらい保存が効くようです。
送料は掛かりますが、松本に遊びに来たと思って、購入してもらえたら嬉しいです。
初めての取り組み。誰も買ってくれないかも…と不安しかありませんが、始めてみます。
皆様、あそびとファームの野菜を、よろしくお願い致します!